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短編物語

塾長 砂押利典

ジェンダーレス

2023年11月

 運動会の前日、カオルさんは
「女子の代表としてオレが勝つ!」
と、意気込んでいました。校長先生の判断で、今年から「ジェンダーレス徒競走」を行うことになったのです。中3のカオルさんは、都大会で活躍した短距離ランナーです。れっきとした女子ですが、いつも短髪で男子のような言葉遣いをするので、よく「男前」と言われます。
「まかせろ。オレ負けねーし。」
と、徒競走の直前でも男前な発言をして周囲を沸かせます。
 カオルさんの組は男子と女子それぞれ記録上位の3人ずつです。男子3人のベストタイムは、カオルさんとほぼ互角です。しかしカオルさんは自信満々でした。女子たちの声援を受けて、全力で走りました。
 結果は、男子2人に負けて3位でした。カオルさんはショックを受けました。友達は
「男子のナンバー3に勝ったんだから、すごいよ。」
と言ってくれましたが、納得がいきません。
 カオルさんは、幼なじみのケンゴくんに相談しました。
「オレ悔しくて。負けは負けだけど、なんで男子と?って、意味わかんなくて。」
と、ケンゴくんに不満をぶちまけます。
「確かにおかしいよな。大人の決めたことで、変だなってこと、あるよね。」
と、ケンゴくんは同意します。
「条件が平等じゃないのに競走させるのは、よくないと思うよ。」
ケンゴくんは、真剣な眼差しで言います。カオルさんは
「そうだろ? オレ校長に直訴しようかな。」
と本気で言いました。
「ちょっと待った。それは第三者のぼくがやるよ。しかも署名を集めてちゃんと反対運動をしよう。」
「ケンゴ、お前いいやつだな。」
「カオルのためでもあるけど、みんなも思うところ、あるはずだよ。このやり方はよくないって思う人は、きっと保護者の中にもいるよ。」
カオルさんが『ケンゴって素敵だな。』と思った瞬間、勝手に顔が熱くなりました。真っ赤になってるとわかります。
「あ、あの、私、じゃない、オレも、署名、集めるよ。じゃあな。」
カオルさんは逃げるようにその場を去りました。
『初めて「私」って言っちまった。』
胸のドキドキが止まりません。今までずっと心の中にあって、でも気づかないふりをしていた思いが、一気に萌え出たのです。
 カオルさんが
『やっぱりオレは女なんだ。でも、男らしさとか女らしさって、何だろう。うーむ、わからん。そうだ、ケンゴに相談しよう。』
と思ったときには、徒競走の悔しさなど吹っ飛んでいました。
 

はげましの妖精

2023年10月

 ユキちゃんは、なかなか眠れませんでした。その日、図工の時間に、「ひどいこと」をしてしまったのです。なかよしのミクルちゃんの絵を見て、つい笑ってしまったのです。さらに
「ミクルちゃん、なかなかのガハクだねえ。」
と言ってしまったのです。ガハクというのはピカソのように個性的な絵をかく人、ある意味ほめ言葉だと思っていました。あとで調べてみると、「画伯」は偉大な画家に対する敬称でしたが、テレビやネットではとんでもなく「へた」な絵をかく人に対する、皮肉を込めた呼び方だったのです。
 ミクルちゃんは
「いじわる!」
と叫んで、泣き出してしまいました。
「ごめん。そんなつもりじゃないんだよ。」
と、あやまっても、許してくれません。見ていた男子が
「じゃ、どんなつもりだよ?」
「そのまんまの意味だろ。」
と、はやしたてると、ミクルちゃんは大泣き。見かねて図工の先生が
「ちょっと落ち着こうか。」
と、ミクルちゃんを図工準備室へ連れていきました。そのまま早退してしまったので、直接あやまることができません。LINEを送っても、既読にもなりません。ママに相談しても
「明日ちゃんとあやまりなさい。」
と言うだけです。ユキちゃんは悲しくなりました。生まれて初めて「いじわる」と言われたのです。誤解だ、と思いました。笑ってくれると思ったし、傷つける気はなかったし、そもそも大切な友だちです。
 夜中になっても眠れません。ユキちゃんはベッドから上半身を起こし、暗闇の中で座っていました。
『早くあやまりたいよ…』
はらりと涙がこぼれます。すると、白く光る何かが現れました。妖精のようです。こちらに近づき
「こんばんは。」
と話しかけてきます。
「あなたは、だれ?」
と聞くと、
「はげましの妖精よ。」
と答えます。妖精は
「あなたはユキちゃんね。私にはわかるわ。あなたは苦しんでる。友だちを傷つけてしまったのね。」
と言います。
「うん。とてもつらいの。」
「大丈夫。すぐに仲直りできるわ。」
「どうして? どうしてわかるの?」
「人を傷つけて苦しむ人に、悪い人はいないわ。あなたはとてもキレイな心を持っている。あなたはステキな人よ。だから、必ずわかってもらえる。」
「ほんとう?」
「ほんとうよ。ふふふ。」
妖精は笑いながら消えていきます。そのとき目が覚めました。ユキちゃんは
『夢だった。でも、ありがたい夢だった。』
と思いました。まだ夜中です。ユキちゃんは横になると、ほどなく眠りにつきました。
 

タミちゃん

2023年9月

 夏休みに、ユウト君の家族は久しぶりに帰省しました。着くなり、ユウト君は
「来たよ、タミちゃん!」
と声をかけます。
 タミちゃんはユウト君の「ひい・ひい・おばあちゃん」です。お母さんのお母さんのお母さんのお母さんです。99歳ですが、とても元気です。「ひいひいおばあちゃん」では長すぎるので、本人の希望で『タミちゃん』と本名で呼んでいます。ユウト君は、タミちゃんの昔話を聞くのが好きです。

 今回は、思い切って
「スグルさんって、どんな人だったの?」
と聞いてみました。亡くなったタミちゃんの夫です。タミちゃんは遠くを見る目をして
「優しい人じゃったよ。当時の男にしちゃ、とびきり優しい人じゃった。」
と言いました。
「どうして亡くなったの?」
「みっどうえーじゃ。」
「ミッドウェー海戦? ぼく知ってるよ。教科書に出てる。」
「おお、そうか。米軍の急降下爆撃で、スグルさんの船、やられたんじゃ。」
「遠い昔の歴史の話かと思ってた。戦争でスグルさん、亡くなったんだ。」
「うむ。船はもうあかん。兵隊さんら次々と海へ、飛び込む。ほいで、必死に泳いだそうじゃ。船に爆弾、積んどるけん。」
ユウト君は想像しました。たくさんの兵隊さんが船を捨てて決死の覚悟で海に飛び込む様を。
「じゃが、船の爆弾が爆発しよった。生き残ったんは、ごくわずかじゃ。」
「そうだったんだ。」
「スグルさんは、泳ぎが達者でな、わしの想像じゃが、逃げ遅れた仲間を助けようとしたのかもしれん。」
「きっとそうだよ。」
「うむ。とにかく戦争はいかん。今もどこぞでやっとるが、戦争はいかん。」
「でも、どうしてスグルさんは戦争に行ったの?」
「お国のためじゃ。」
「そうなの?」
「わしには、ようわからん。わかるのは戦時中も戦後も人間らしい生活なぞ、できんかったことじゃ。みんな苦労して苦労して、それでも生き延びたもんはマシじゃ。たくさんの命が失われた。スグルさんも死んだ。失われた命は戻ってこんのじゃ。」
「でもタミちゃん、ぼくの中に、スグルさんは生きているよ。」
「おお
タミちゃんは、目を大きく見開いてまじまじとユウト君の顔を見ました。
「ほんとじゃ。」
一瞬、タミちゃんの目が潤み、しかし急に
「カカカカ!」
と笑います。
「優しいところがそっくりじゃ。生きとる。確かに生きとるぞ。」
このときのタミちゃんの笑顔は「娘の娘の娘の息子」に、亡き夫の面影を見た、特別な喜びの表れなのでした。
 

スムージー

2023年8月

 「スムージー買ってきたよ、ミコ!」
彼氏の竜太(りゅうた)くんが遊びに来ました。美子(みこ)さんは玄関にダッシュします。
「ありがと、リュータ!」
 美子さんは竜太くんが大好きです。ヘアスタイルも髪の色も服も、すごく個性的で、大学では目立つ存在です。手品と作曲と歌が得意で、『マジックシンガーソングライター』なるものを目指しています。『唯一無二の存在になる』が、彼のモットーです。
「いっしょに飲もう!」
「うん。」

美子さんの部屋に入るなり、二人はスムージーを一口飲みました。
「おいしい!」
「よかったあ。」
竜太くんの満面の笑顔が、美子さんをさらに幸せな気分にしてくれます。
「さわやかなのにクリーミーで濃厚だね。何か特別なもの入ってるの?」
美子さんが尋ねると、竜太くんは、
「うん。ハチの子だよ。」
と笑顔で答えます。
「え?」
実は美子さんは、虫が大キライ。見るのもイヤなんです。顔から血の気が引くのがわかります。気持ち悪くて、吐きそうです。
「ごめん、私、飲めない。」
と言うと、逆に
「え?」
と竜太くん。
「でも、高級食材だよ。一流シェフの味つけだし、フルーツも野菜も厳選されて
「本当ごめん。無理。」
と美子さん。
「そう 」と、
竜太くんはしょんぼり。美子さんは『リュータ、私を喜ばせようと思って、買ってきてくれたんだ。』と考えて、悲しくなりました。勝手に涙がこぼれます。竜太くんは
「ミコ、大丈夫?」
と心配してくれています。
「ちがう、気持ち悪いからじゃなくて、申し訳なくて。」
と言うと、
「ぼくのほうこそ、配慮が足りなかった。ごめんね。」
と竜太くん。
「どうしよう。私がリュータの個性を、殺しちゃうよ。」
と美子さん。竜太くんは少し考えて言いました。
「確かにぼくは自分の個性を大事にしてる。だれもしないことをするのが好きだ。だから…」
スムージーを指さして
「こんなサプライズもしちゃう。でも誰かを悲しませるのはダメだ。ミコ、ぼくは成長する。人を笑顔にさせながら、その中で自分らしさを追求する。見てて。」
美子さんは嬉しくなって
「成長株だね、リュータ。」
と言うと
「ぼくらまだ大学生だもん。当然これから人間的に成長するよ。」
と竜太くん。彼は心の中で
『自分らしさと自分勝手は違う。大切な人や、友達や、お世話になってる人たちの気持ちも考えて、人を悲しませない行動を心がけよう。』
と誓うのでした。
 

大きな若いケヤキの木

2023年7月

 ある森に、大きな若いケヤキの木がありました。お日さまの光を浴びて、ぐんぐん育ったのです。ひときわ背が高く、たくさんの枝をいっぱいに広げる姿は、森の王様のようでした。

 ある日、1羽のオオルリがケヤキの枝にとまりました。頭も羽も青く輝く美しい鳥です。オオルリは言いました。
「少し北のほうに小さな子どものケヤキがいます。ご存知ですか?」
若いケヤキは、
「いいや、知らない。」
と答えます。オオルリは
「その子は、お日さまが見えない、背が伸びないよ、と悲しんでいます。」
と言います。そこへ1羽のキビタキが来ました。のどが鮮やかなオレンジ色で、黄色と黒のコントラストが美しい鳥です。キビタキは言いました。
「西のほうに長老のケヤキがいます。ご存知ですか?」
若いケヤキは、
「もちろん知っているよ。」
と答えます。キビタキは
「幹の調子が悪くて、痛い、痛いと苦しんでおられます。」
と言います。若いケヤキは
「そうか、それは知らなかった。」
と答えました。
 そこで若いケヤキは
「それっ!」
と根に力を入れました。自分の栄養分を、土の中の微生物に与えたのです。微生物たちは土を豊かにします。その土を通じて他のケヤキたちに栄養分を運びます。
 数日後、若いケヤキは特別な「におい」を感じました。そのにおいは、ケヤキどうしの手紙です。
『お兄さんありがとう。北の子どものケヤキです。おかげで背が少しずつ伸びています。もうすぐお日さまの光を浴びることができそうです。』
若いケヤキは『よかった。がんばれよ。』
と、返事を出しました。また別のにおいが来ました。
『わしじゃ。病気が治ったぞ。』
長老のケヤキです。若いケヤキは
『お役に立てて、うれしいです。』
と返事を出しました。
『ありがとう。おかげで生きられる。』
『どういたしまして。困った時はお互い様です。』
 鳥たちは、これを見て思いました。
「森の木はこうして助け合ってみんなで生きている。それに比べて人間はどうだ。自分のことばかり考えて対立したり争ったりする者がいる。嫌悪から差別したり敵視したりする者もいる。自分の損得しか考えず、人の幸せを踏みにじる者もいる。なんと、おろかなことだろう。」
 

たましい

2023年6月

 たくみ君が気づいたとき、たおれている子どもが見えました。どうやら自分のようです。若い男の人がケータイで話すのが聞こえます。
「いねむり運転をして、子どもをひいてしまいました。子どもは息をしていません。」
たくみ君は
『そうか、やっぱりあれは、ぼくだ。ぼく交通事故で死んだのか。』
と思いました。男の人に声をかけようとしましたが、声が出ません。しかたなく男の人に体当たりをしました。しかし、ぶつからずにすうっと男の人の体を通りぬけてしまいました。たくみ君は
『これが、たましいか。』
と思いました。
『そうだ、ぼくの体はあそこにある。たましいには体がないんだ。だから声も出ないし体当たりもできないんだ。でも、目がないのに見えるし、耳がないのに聞こえるぞ。たましいって変だなあ。』
と思いました。ふわふわと空へ上がると、下のほうに光が丘公園が小さく見えます。
『ドローンになったみたいだ。』
そう思ったとたん、ふっ、と意識を失いました。
 
 たくみ君が次に気づいたとき、見えたのは自分のお葬式でした。ママが
「うっ、うっ」
と、おえつをもらして涙を流しています。
『大声で泣きたいのを、こらえているんだ。』
たくみ君は、ママの涙を見てとても悲しくなりました。
声をかけようとしますが、やっぱり声が出ません。
『ママ、ごめんね。ぼく声が出ないんだ。』
 パパを見ると、泣かないようにくちびるをかみしめています。たくみ君はパパにしかられたことを思い出しました。
『よく考えたらぼくが悪いのに、反抗してひどいことを言っちゃった。』
もう、あやまりたくてもできません。たくみ君は後悔しました。
 学校の先生がぽろぽろと涙を流しながら、お焼香をしています。遠足や、運動会や、移動教室や、友達と遠くまで遊びに行ったことなど、思い出が次々と浮かびます。楽しい思い出も、悲しい思い出も、生き生きと浮かんできます。
『生きているって、すばらしいんだな。やっとわかった気がする。』
生きていたときの思い出は、何物にもかえられないものでした。
『生きている時間は、とても大切な時間なんだ。失ってみてよくわかる。もうぼくには、それがない。残念だ。もっと友達と話せばよかった。もっと親や先生の気持ちを想像すればよかった。でも、そういうことに気づくことができただけでも、よかったのかな。』
そう思ったとき、なにもかもが光り始め、やがて視界が真っ白になりました。
『いよいよ天に召されるのかな。』
そして意識は、少しずつ薄らいでいくのでした。
 

リエちゃんの魔法

2023年5月

 リエちゃんは夢を見ています。夢の中で晩ごはんを食べています。となりにお兄ちゃんのカズヤ君がいます。
 リエちゃんは魔法の呪文をとなえます。
「頭の中を、よみとーる!」
すると、マンガのフキダシがお兄ちゃんの頭の上に現れ、セリフが出てきます。
『ごはんがあと4口ぶんかな。』
お兄ちゃんは、そう考えているのです。
『今日のおかずは味が濃いから、多めに残ってる。ごはんをおかわりするか? いや、もうおなかいっぱいだ。おかずを多めに食べて、ちょうど食べ切ろう。』
 リエちゃんは自分のおかずを見ます。きらいなものばっかり残っています。お茶わんを見ると、ごはんは食べてしまって空っぽです。
「ごちそうさま」
リエちゃんが言うと、ママは
「全部食べなさい! お兄ちゃんはちゃんとバランスよく食べてるでしょ!」
と、大きな声で叱ります。
 リエちゃんは
『うわあサイアク。お兄ちゃんとくらべないでよ。』
と思いました。すると、もう1つの魔法を思い出しました。それは「親ガチャまほう」です。リエちゃんは、
『われながら、ネーミングセンスわるっ』
と思いますが、その魔法の呪文をとなえます。するとママがボン!と煙になって消えてしまい、すぐにポン!と、ママが現れます。
 さっきよりこわい鬼のような顔をして、にらみつけています。鬼ママは無言で立ち上がると、リエちゃんのおかずのお皿をひったくるように取って、残ったおかずをごみ箱に投げ捨てました。
『ひどーい。もっとサイアクだ。こんなのママじゃない。』
 リエちゃんはもう一度、呪文をとなえます。次に現れたママは、
「リエ、何歳になったの?」
と聞きます。
「9歳」
と答えると、ママは
「そう。成人が18歳だから、半分大人だね。だったら
リエちゃんは
『うわ、リクツでコーゲキしてくるママになった。私ハンロンできないから、ニガテだなあ。』
と思って、また呪文をとなえます。次に現れたママは、優しいママでした。
「リエ、よーく聞いてね。リエのために言うけど、
リエちゃんは「頭の中をよみとーる」をとなえます。すると、ママの頭の中は言ってることと同じでした。ママをチェンジして、さっきのママたちを出して、一人一人の頭の中を見ると、
『リエのために、厳しくしなきゃ』
とか
『リエのために、よーく教えなきゃ』
とか、どのママも同じくリエのため、と考えていたことがわかりました。リエちゃんは
『そうだったのか。私のためか。』
と思いました。
 

塾長のコラム

能力を高める

SGでは能力の向上に
力を入れています

みなさんは自分の能力について、
どう考えていますか?
今の自分に満足していますか?
将来もずっと、今の自分に
満足できると思いますか?



今のままでいいはずがないと
思う人もいるでしょう。
特に「よりよく生きる」ための能力。
理解力、判断力、行動力、想像力、表現力、
微妙なニュアンスを感じ取る力、
先を見通す力、
人を動かす言葉を発信する力、
クリエイティヴな力、

人を愛する能力、人を許せる能力…
これらの能力は、努力によって
高めることができます。
よりよく生きようと思うなら、
高めていきたい力です。
 


では、どうすればいいのでしょう。
たとえば何かを一生懸命にやることでは
ないでしょうか。
スポーツでも芸術でも何でも、
本気でやってみること。
それによって、努力し反省し
工夫する力が生まれます。
つまり「自分を高める能力」を
磨くことになるのです。
その能力があれば、
人として成長することができます。
本気でやるのは何でもいでしょう。
でも、学生のみなさんには
「学習」をおすすめします。
学校の授業もあるしテストもあるし
受験もあるからです。
できるほうがいいに決まっています。
しかも勉強は「頭を使う」ことです。
頭はよくなるものです。
使えば使うほど、よくなります。
体を鍛えれば強くなるのと同じです。
頭も鍛えれば「よくなる」のです。
鍛えて「いい頭」を手に入れましょう。
成績よりも大切なのは、
頭が使えるようになることです。
ちゃんと頭が使えれば、
人としても成長できるでしょう?
 


そして、努力すれば結果が出ます。
小・中学生レベルの学習に
才能など必要ありません。
ある程度「頭を使う」ことさえ
できればいいのです。
やればやるほど、学力は上がります。
勉強が楽しくなって、
ますます頭を使うようになります。
これは本当です。
若い時に頭を使って
「使える頭」を手に入れましょう。
勉強は、そのための
絶好のエクササイズです。
 

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